- 自分に自信が持てない
- 他人と比べて自分が劣っていると感じてしまう
- 失敗をすることを過剰に恐れてしまう
- 自分自身を受け入れられず、自分のことが嫌いになる
- 他人からの批判や否定的な評価に過剰に反応してしまう
以上の悩みをお持ちではないでしょうか。
そんな悩みを解決するために、
この記事では、自己肯定感を高めるための考え方と習慣を紹介します。
この記事を読むことで
- ありのままの自分を好きになることができ、なんだか生きていくことが楽しくなった
- 自分に自信が持て、チャレンジする意欲が高まった。
- 他人から批判されても、自分の劣等感に苦しむことなく心の切り替えができるようになった
以上のメリットがあります。
それでは、どうぞ!!
自己肯定感とは
自己肯定感とは、自己価値や自己評価、自己信頼などの要素を含む、自己に対する肯定的な評価や信頼感のことです。
自己肯定感が高い人は、自分自身を受け入れ、自分自身に自信を持ち、自分自身に対してポジティブな評価をしています。
そのため、自己実現や健康的な人間関係の構築など、さまざまな面で良好な結果を生むことができます。
一方、自己肯定感が低い人は、自分自身を否定的に見たり、自分自身に自信が持てなかったり、自分自身に対して否定的な評価をしてしまうことがあります。
そのため、うつ病や不安障害などの心理的な問題を抱える可能性が高くなります。
自己肯定感が低い人の特徴
他人と比較し、自己嫌悪になってしまう
自己肯定感が低い人は、他人と比べて自己嫌悪になってしまいます。
- 周りの人が○○ができるのに、私だけできない
- あの人はあれだけお金を持って裕福な暮らしをしているのに、私は貧乏な暮らしをしている
- あの人は仕事ができてすごい。それなのに、私の仕事なんて大したことない
他人と比べ自分がないものをあげると、きりがありません。
他人と比較し、自分の欠点を見つめ、自分自身を成長させることによって解決しようと努力することは大切なことです。
問題なのは、見つめた自分の欠点を否定的にとらえることです。
どうせ自分なんか…
と、自分のことが嫌になると自己肯定感を下げてしまいます。
自分に対する周りの評価を気にしすぎている
自己肯定感が低い人は、自分に対する周りの評価を気にしすぎています。
- 自分の言動が周囲からどのように思われているのだろうか?
- 周りから嫌われないように、気を配らないと
- 周りの視線が怖くて、常に不安
このように考えていると、自分の言動に自信が持てなくなり、自己肯定感を下げてしまいます。
自己利益のために他人を利用しようとしている
自己肯定感が低い人は、自己利益のために他人を利用しようとします。
- 他人を利用する行為は、自己の価値観や信念に反することになり、それが引き金で自己嫌悪を生みます。
- 他人を利用する行為は、他人に対する尊重や信頼を傷つけ、信頼関係を失い孤立感を生みます。
- 他人を利用する行為は、他人と比較して自分が優位であることを示している行為であり、自分の弱さを隠そうとしています。
以上の理由から、他人を利用する行為は、自己肯定感を下げてしまいます。
自己肯定感を上げるための自分への問いかけ
みんな違って、みんな良い
『みんな違って、みんな良い 』
とは、他人と比較し一喜一憂するのはやめて、人それぞれの個性・価値観を尊重しようという言葉です。
あなたが自己肯定感を大切にしているように、他人だって自分の自己肯定感を大切にしています。
その思いを踏みにじらないためにも、人それぞれの個性・価値観を尊重しましょう。
また、
人それぞれの個性・価値観は、今までの人生で培ったものであり、一つとして同じものが存在しないオンリー・ワンです。
それは、比較して優劣を決めれることなんてできません。
自己肯定感が下がって自分が嫌になりそうな時
『みんな違って、みんな良い』
を自分に問いかけてみてください。
他人は思っている以上に、あなたを見ていない。他人だって自分のことで精いっぱいだから
『他人は思っている以上に、あなたを見ていない。他人だって自分のことで精いっぱいだから 』
とは、周りからどのように思われているのかを気にしないための言葉です。
他人はあなたが思っている以上に、あなたのことを見ていません。
そのことを気にしているのはあなただけであり、他人は何も思っていないかもしれません。
なぜなら、他人だって自分のことが、どのように思われているのか気にしているかもしれないからです。
そう考えると、周りからどのように思われているのか考えること自体がバカらしくなってきます。
周りからどのように思われているのかを気になって仕方がない時
『他人は思っている以上に、あなたを見ていない。他人だって自分のことで精いっぱいだから 』
を自分に問いかけてみてください。
あなたに対する評価は相手が決めることであり、そこに介入することはできない
『あなたの評価は相手が決めることであり、そこに介入することはできない』
とは、周りからどう思われようとも素直に受け止める、そんな思いを込めた言葉です。
これは、アドラー心理学で言っている課題の分離に近い考え方です。
周りからどう思われようとも素直に受け止めることは、
ありのままの自分を肯定的に受け入れることにもつながります。
周りからの評価が気になって、仕方がない時
『あなたの評価は相手が決めることであり、そこに介入することはできない』
を自分に問いかけてみてください。
苦しいなら逃げれば良い、自分をもっと大切にしよう
『苦しいなら逃げれば良い、自分をもっと大切にしよう』
とは、
あなたが、苦しくて・辛くて・悲しくてどうしようもない状況に直面したら、その状況から逃げてもいいじゃない
自分をもっと大切にしよう
という言葉です。
いくら自己肯定感を上げる努力をしても、世の中には自分ではどうしようもできない困難な状況がたくさんあります。
困難な状況にいちいち立ち向かっていたら、自己肯定感がすり減らされるばかりです。
自分が大切にできれば、ありのままの自分が好きになれ、自己肯定感が上がります。
自己肯定感を上げるための習慣
現状の課題や問題点、そして「これからどうするか」を書き出す
現状の課題や問題点、そして「これからどうするか」を書き出しましょう。
書き出すことで
- 自分の内なる思いに向き合うことができる
- 頭の中の情報を見える形で整理できる
- 書き出した情報を忘れずに留めることができる
- そこからさらに思考を深掘りできる
の効果があります。
書き出すことの効果は、こちらの記事にでも紹介していますので、参考にしてみてください。
成功体験を積み重ねる
成功体験を積み重ねましょう。
成功体験は、自分の行動が正しかったことを証明する客観的な尺度です。
客観的な尺度は、自分に対する自信につながり自己肯定感を上げてくれます。
まずは小さな成功体験でもかまいません。
ちょっと努力すれば、100%達成できる
そんな小さな成功体験でも積み重ねることによって、やがては大きな成功に結び付きます。
成功体験に導くための目標設定では、以下の記事も参考になりますので見てください。
他人の意見を素直に受け止める
自己肯定感を高めるためには、他人の意見を素直に受け止めることが大切です。
他人の意見は自分を成長させるための気付きになります。
ありのままの自分を受け入れたうえで、こうしていこうという前向きな姿勢でいると、自己肯定感が上がります。
他人の意見を鵜呑みにせず、自分で考え抜く
他人の意見を鵜呑みにすることは、自分のことを他人に委ねていることです。
それは、ありのままの自分を受け止めずに他人と比べて自分を低く見てしまう行為で、自己肯定感を下げてしまいます。
自己肯定感を上げるために、自分で考え抜く習慣をつけましょう。
自分で考え抜いて見つけた答えは、自分の信念・価値観・個性を決定づける大切な軸となり、自己肯定感を高めるベースとなります。
勇気を持って、自分の意見を伝える
自分の意見を伝えることは、自分自身を信じることの表れでもあります。
自分自身を信じることで、自分の能力や価値を認め、自分自身に自信を持つことができます。
それにより、自己肯定感を高めるすることができます。
さらに、自分の意見を伝えることは、他人とのコミュニケーションを促進することにもつながります。
自分の考えを伝えることで、他人との間で共通の理解を深めることができます。
これにより、自己肯定感を高めることができます。
- 自分自身を信じることで、自分の能力や価値を認め、自分自身に自信を持つことができる
- 自分の考えを伝えることで、他人との間で共通の理解を深めることができる
自己肯定感を高めるために、自分の意見を自信を持って自分の意見を伝えましょう。
勇気を持って、自分の意見を伝えるためには、こちらの記事も参考になりますので合わせて読んでみて下さい。
まとめ
この記事では、自己肯定感を高めるための考え方と習慣を紹介しました。
この記事全体をまとめますと、
自己肯定感が低い人の特徴として
- 他人と比較し、自己嫌悪になってしまう
- 自分に対する周りの評価を気にしすぎている
- 自己利益のために他人を利用しようとしている
以上の特徴があることを、説明しました。
自己肯定感を上げるための、自分への問いかけとしまして
- みんな違って、みんな良い
- 他人は思っている以上に、あなたを見ていない。他人だって自分のことで精いっぱいだから
- あなたに対する評価は相手が決めることであり、そこに介入することはできない
- 苦しいなら逃げれば良い、自分をもっと大切にしよう
以上の4つを紹介しました。
自己肯定感を上げる習慣としまして
- 現状の課題や問題点、そして「これからどうするか」を書き出す
- 成功体験を積み重ねる
- 他人の意見を素直に受け止める
- 他人の意見を鵜呑みにせず、自分で考え抜く
- 勇気を持って、自分の意見を伝える
以上の5つを紹介しました。
この記事が少しでも役に立てたら幸いです。
それでは、良い学びを求めるあなたを応援します!!
頑張ってください。
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